2021年9月から半年の間、新領域創成科学研究科の交換留学協定校であるフランスのInstitut national des sciences appliquées de Lyon (INSA Lyon)に留学をしました。修士論文のテーマとして「機械学習による水道水質予測」に取り組む中で、近年の目覚ましい情報技術の発展に興味関心を持ち、情報通信学を専攻しました。幸い、フランス政府奨学生に選抜され、渡航費や現地での生活費を含め、ほぼすべての資金をサポートいただけました。
INSA Lyonはフランス国内でTOP校に数えられる工学専門の研究・教育機関であり、授業の内容も充実していました。実際にネットワーク、オペレーションシステム等の情報通信学の基礎から、ブロックチェーン・機械学習等の最先端分野までを網羅的に学習することができました。情報通信学専攻は英語による授業を豊富に提供していることから留学生が多数在籍し、世界各国出身の人々と繋がりを持つことができました。私生活においても素晴らしい友人に恵まれ、Lyonを代表するお祭りであるFête des Lumières「光の祭典」に出かけるなど、素晴らしい体験を共有することができました。写真は共に過ごした友人とニースでの一枚で、8名全員が異なる国籍からなる多様性に富んだ仲間達です。学業、私生活共に充実した日々を過ごすことができ、心から留学に行くことを選択してよかったと思っています。