私は2014年9月の初旬に10日間ほど、イ ンド・ウェストベンガルのカリヤニ州の農村に水資源供給管理の実態調査と管理体制構築に向けた調査を行いました。 この地域では、元来、地下水のヒ素汚染が深刻で、安全な水源選択と生活環境に配慮した水資源供給が必要とされていま す。 [調査の目的] 現地調査では、現地のNGOやスタッフの協力の下、人々の環境や水源選択に関する意識調査と目的別水源選択の特定、ヒ素の水質検査を行いました。 [感想] 調査した村では、パイプラインプロジェクトにより村の各地にヒ素の心配が少ない水道が導入されており、新たな水源の選択の出現と元来の水源との持続可能な共存・共有が課題になるってくるのではないか、と感じました。