ラオスでのFW(M1 安藤)

2015年3月に、研究調査のために、専攻学術奨励金の助成を受け、ラオスの首都、ビエンチャンを訪問しました。私の研究の対象地は首都からはなれたダムによる移転村なのですが、今回は電力公社や国際機関、NGO、研究者などを訪問してプロジェクトに関する情報収集を行うために首都を訪問しました。

さすが首都だけあってどこを見ても豪華な寺院や建築ばかり、バックパックを背負った観光客がそこらじゅうにいる一方、ふと匂いのする方を見れば銀行の前でおばちゃんが生魚を広げていたり、天秤棒に野菜や卵をいれたかごをかついでいたりするところがラオスの魅力です。

プロジェクトの担当者が転勤してしまっていたり、出家してしまっていたりといったトラブルもありながら、電力公社で働く知り合いに頼んで資料をもらったり、埃まみれになりながら資料室を漁ったりしてなんとか情報を集めました。

写真はラオス国立大学の構内で、調査を手伝ってくれている専攻の卒業生の同僚の先生が電話で次のアポをとりながら果物をおごってくれているところです。