バングラデシュでのFW(M2 菊池)

2018年9月に、専攻学術奨励金の助成を受けて、研究調査のため、バングラデシュ南部、コックスバザール県の Konakhali Unionにある3つの村を訪問しました。3つの村は私たちが滞在したホテルのある都市部から車で片道2時間強かかるところに位置し、滞在中、毎日悪路により盛大に揺れる車に乗って調査に向かいました。

今回の調査は主に、衛生とジェンダーに関して、特にトイレの利用及び導入・管理、排便後の処理や石鹸で手を洗うことといった衛生知識や情報を人々がどこから得ているのか、またその情報を家庭内でどのように波及しているのかについて明らかにすることを目的とし調査を行いました。

私にとって初めての海外でのフィールド調査でしたので、想像以上に大変でしたが、本やネット等からでは知ることのできない“生のフィールド”を体感できたことは、とても貴重な経験でした。写真は、調査村に住む子どもたちの名前を教えてもらっているところです。 調査村の子どもたちが気さくに集まってきてくれて、たくさんのbāndhabī(ベンガル語で友達)ができました。